年収や待遇を改善しながら、自己成長も追求したい人はコンサル業界に興味があるのではないでしょうか。
もし、「未経験だから」とコンサル業界をあきらめているのなら、ぜひこの記事を読んでください。今コンサル業界はコロナ禍で落ち込んだ転職市場が復活し、未経験でも採用しているので、チャレンジしやすい市場です。
この記事では、コンサル業界の動向と転職市場について詳しく解説します。またおすすめのエージェントも紹介しているので、スムーズに行動に移すことができるようになっています。
著者は元エージェントで10社以上で勤務経験があります。もちろんコンサルも経験しています。
意外かもしれませんが、コンサルは業界外のあらゆる経験を活かすことができるので、年収や成長を転職の目的としている人には絶対に検討してほしい業界です。
コンサルはあなたの今までのスキル・経験を活かし、待遇や将来のキャリアも良くできる最善のオプションの一つです。ぜひ新たな可能性のために、最後まで読んでください。
コンサル業界の動向
コンサル業界の転職市場
転職エージェントの利用の流れ・注意点
おすすめエージェントの紹介:未経験でもコンサル業界に行ける
【コンサル業界の動向】業務の多様化・拡大
コロナ禍で採用が鈍っていたコンサルティング業界の採用が復活し、採用熱が高まっています。案件の多様化に伴い、求人も多様化&増加傾向にあります。戦略コンサルティングや業務コンサルティングだけでなく、以下のようなニーズが高まっています。
【ニーズが高い人材】
人事系:働き方改革
DX(デジタルトランスフォーメーション)、SDGs(持続可能な開発目標)
データアナリスト・データ分析スペシャリスト
【ニーズが高い経験業界】
官公庁、ヘルスケア、小売り、流通、消費財、物流、金融関連
【コンサル未経験でもニーズが高い経験】
ヘルステック、カーボンニュートラル対応、サステイナビリティ関連
このようなトレンドがコンサルティング業界の求人市場に影響を与えており、求職者にとって新たなキャリアチャンスが広がっています。
【転職市場】コンサル転職は今がチャンス!中途採用・異業種からの転職増
戦略コンサルファーム 中途採用の推移
コロナ禍では採用が制限され、「即戦力」をメインに採用されていました。今は、第二新卒を含む若手、「マネージャーレベル以上」に限られていた部門でもアソシエイトクラスの求人が出るなど幅広いレベルの求人が出てきています。これにより中途採用の広がりが見られます。
コンサル業界 転職者の推移
コンサル業界内だけでなく、異業種への転職も増えています。コンサル業界の経験を活かしさらにステップアップしている傾向がわかります。
コンサル業界 転職マーケット割合 異業種からの転職増加中
案件の多様化に伴い、求人も多様化しているので、業界の垣根を超えた転職者が増加傾向にあります。
転職事例から見えるトレンド
①学歴の多様化
戦略ファーム:東京一工・早慶上位学部が独占⇒旧帝大やMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)上位層
総合ファーム:東京一工・早慶・MARCH上位が主⇒左記以外の大学の採用が増加②出身会社の多様化
日本の伝統的企業(主に大手総合商社・人気業界のトップ企業)⇒業界の多様化(メーカーなど)③非関連職種の転職者の増加
コーポレート関連(特に経営企画、財務経験者)⇒非コーポレート関連部署の増加(営業職や研究職、プランナー、ディレクターなど)④総合ファーム⇒戦略ファーム転職の増加
「【コンサル転職 2023予測】データから見えた「4つのトレンド」|データで見る、コンサル転職 #1」 ONE CAREER PLUS
コンサル出身者の中途採用は少なかった⇒総合ファームから戦略ファームへの転職の増加(即戦力ニーズの多様化による)
【コンサル業界を目指す人って?】
コンサル転職する人の目的
転職が多い業界なので、コンサル業界への転職の「その後」を見据えた長期的キャリアを考えている人が多いことがわかります。
【各エージェント共通】転職エージェント利用の流れ
*この記事で紹介するすべての転職エージェントは無料で利用できます。
*特に注意書きしない限り利用方法は下記の流れになりますが、あなたの希望や応募企業、エージェントにより
応募する段階あたりからステップの順番の前後やステップがない場合があります。
「もっと詳しい利用方法を知りたい」という方は「【初心者必見】失敗しない・最速で内定が取れる 転職活動のスケジュールをフェーズごとに徹底解説」
※担当者:転職エージェントにより、キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザー、キャリアコンシェルジュなど呼び方はいろいろとあります。このブログでは統一して「担当者」としています。
登録内容:プロフィール、スキル・経験、希望条件(転職希望時期、希望勤務地、職種、年収など)
履歴書・職務経歴書:エージェントにより登録しなくても面談できます。
登録後数日内にサポート案内、面談の日程調整の連絡ががあります。土日や平日夜間でも対応しているエージェントがあるので、平日日中に時間が取れない人は相談してみてください。
コロナ禍以降ほぼ電話かWebでの面談になります。あなたのこれまで身に着けたスキルや経験、転職理由、希望条件などを伝えます。
登録内容と面談でのヒアリングに基づいて、求人情報がメールで送られてきます。
応募企業に応じて応募書類の添削、より詳しい企業情報の提供や模擬面接が行われます。
担当者を通じて応募します。選考結果も担当者から知らされます。面接後は担当者から応募企業へのフォローがあるので、早めに担当者に面接内容を連絡しましょう。
「内定通知書」で条件を確認し、気になる点があれば、担当者に聞きましょう。年収・待遇交渉、オファー面談の依頼はこの時点です。
オファー面談:内定後に条件のすり合わせや入社後の業務内容の確認、職場見学など。
退職の伝え方や退職手続き、入社後の業務内容や待遇なども相談できます。
【各エージェント共通】転職エージェントあるある
転職エージェントが求職者に無料でサポートできるのは、採用企業から成功報酬をもらっているからです。つまりお客様は採用企業なので、下記はほぼどの転職エージェントにも当てはまることです。
もっと知りたい人は「転職 エージェントとは? メリット・デメリット~ヤバいエージェントの見抜き方」を読んでください。
電話・メールが大量にくる:入社=売上なので必死です あなたのペースを守りましょう
連絡が来ない・遅い:エージェントは求職者をランク付けしています 高ランクが優先されます
求人の紹介を断られた:エージェント、担当者により不得意分野があります
担当者によりサポートに差がある:担当者自身が転職未経験もあるあるです
検討中 転職エージェントに「使われない」ために一番大切なこと
この記事を読んでくれている人は転職に慣れていないと思います。慣れていない転職活動ではしっかりと準備をしておかないと、転職エージェントの都合に振り回されかねません。相手は転職希望者を扱うベテランです。
転職エージェントをうまく利用し、主体的に動くために一番大切なことは転職軸を持つことです。転職軸とは、転職で叶えたいこと、譲れない条件のことです。つまり「なぜ、あなたは転職したいのか?」という明確な理由です。あなた自身がこれをしっかりと理解していないと、年収が高いだけの求人に応募してしまったり、転職エージェントから応募を急かされたときに「NO」と言えなかったりします。
結果として、転職活動が長引いたり、入社してすぐに後悔したりします。単に「年収を上げたい」と思っても「なぜ年収を上げる必要があるのか?」「年収を上げるために何を犠牲にできるか?」「上がった年収分の価値を生み出せるか?」といったことまで掘り下げる必要があります。
「転職軸があいまいかも」と心配になった人は「転職軸:最重要ポイント!実は採用担当者が一番見ている」で再確認してください。
【コンサル転職】おすすめエージェント
アクシスコンサルティング|コンサルを目指す・キャリアアップなら登録マスト
コンサル特化エージェントの中でも老舗なので安心感は抜群です。創業20年で約7.5万人を支援した実績。
強み
第二新卒も支援対象(ハイエンド特化エージェントでは断られやすい):実務経験がなくてもサポート
約77%が特別ポジションの非公開求人
平均サポート期間は約3年:中長期を含めたキャリア相談ができる
フリーコンサルの相談や案件紹介もOK:「フリーコンサルBiz」サービス
こんな人におすすめしたい
※1やケース面接※2対策を受けたい人
コンサル業界独特のフェルミ推定将来的にフリーコンサルを目指している人
中長期的なキャリア相談をしたい人(転職の意思がかたまっていなくてもOK)
※1フェルミ推定:調査しないと分からない数量を論理的に概算すること ※2ケース面接:与えられた問いに対して、制限時間内に打ち手を提案する面接
使い倒し方
もしコンサル経験がなくてもキャリアアップを目指したい場合は、一度相談する価値があります。
コンサル以外の求人も相談してみる:アクシスコンサルティングはコンサルタントの求人をメインに扱っていますが、実はITアーキテクトやPM、企画職などにも強みを持っています。無理に応募を急かされることがないので、将来のキャリア相談にも非常に適しています。
中長期のキャリアを相談する:アクシスコンサルティングでは、転職を長期的なキャリアアップの選択肢と考えている人が多く、実際に50%以上の人が前年度以前に登録しています。応募する企業がケース面接を行うかどうかといった情報も事前に提供してくれるため、面接に安心感を持って臨むことができます。
コンサル業界独特の面接対策をしてもらう:アクシスコンサルティングでは、フェルミ推定やケース面接など、コンサル業界特有の面接にも対策をしっかりと行っています。また、悪い口コミについて
コンサルタント以外の業種での案件は少ない
事業会社→コンサル、コンサル→事業会社、ポストコンサル、未経験→コンサルなど幅広く対応していますが、コンサルへの転職を主軸としているのは確かです。ITアーキテクト、PM、企画職への転職も得意としているので、キャリアアップを目指すなら、一度相談する価値はあります。登録項目がわずか5項目なので、他の数十項目以上のエージェントより気軽に登録できます。
エージェントからの連絡頻度が多い
ヘッドハンティングからの連絡も含まれているので優秀な経歴がある人ほど連絡が頻繁にあるかもしれません。チャンスが多いとも言えますが、すぐに転職を考えていない場合は担当者にその旨を伝えておきましょう。アクシスコンサルティングで転職した人の大半が前年に登録しているので、遠慮せず伝えられます。
地方案件に弱い
コンサルタントファームが都内に集中しているので、地方案件には弱い面があります。ただし、一部のファームではほぼ在宅勤務が可能な場合もあるので、まずは相談してみることをおすすめします。
アクシスコンサルティングでは、アンケートで担当を変えることができるので、合わないと心配になったら気軽に依頼してみましょう。
まとめ
この記事では、自己成長やキャリア・待遇をアップしたい人にはコンサル業界をおすすめする理由を説明しました。現在コンサル業界は案件の多様化と増加で、これまでにないほどチャンスが広がっています。今まで「出身校が・・・」「未経験だから・・・」「異業種だから・・・」「コーポレート関連部門の経験がないから・・・」とあきらめていた人にはぜひこの記事を読んで、挑戦したいと思ってもらえたらこれ以上嬉しいことはありません。自己成長を目的に転職を考えているような努力家の人にはぜひコンサルティング業界を検討してもらいたいと思います。
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