年収やポジションを上げることを転職の目的にする人は多いです。特に最近は、若い世代ほど転職志望者が増え、以前より転職への抵抗感が薄れてきました。また人手不足が続き、転職による年収アップする人が増えているので、転職への関心が高まっています。この転職の追い風に乗りたい人は多いでしょう。
ですが、年収やポジションを上げる「ハイエンド」転職は「ふつう」のやり方では通用しません。高収入を目指すということは、他の候補者よりも優れた能力や実績を証明しなければなりません。「ふつう」のやり方では得られないことです。そのためには特別な戦略が必要です。
①担当者自身がハイエンドキャリアを経験していること
②ハイエンド転職を数多く成功させていること
③エージェントが企業と深い繋がりがあること
ここでは、ハイエンド転職(特にIT業界)を主にサポートしてきた著者が選んだおすすめエージェントを紹介します。
ハイエンドを目指す人は忙しい環境にいることが多いと思います。「転職 エージェントとは? メリット・デメリット~ヤバいエージェントの見抜き方」で担当者を見極める力をつけて効率的に時間を使ってください。
また転職エージェントを初めて利用する人、利用時に嫌な思いをした人に向けてエージェント利用の流れや注意してもらいたい点も説明しています。
「とりあえずおすすめのエージェントだけ知りたい」人は、目次からアクセスできるので、ご利用ください。
※この記事では「ハイエンド」の目安を年収約600万円以上にしています。業界や年齢によっては、疑問に思われるかもしれません。そんな人はぜひ「【気になる!みんなの年収】年齢・男女・業界・職種ほか 徹底解説」を参考にしてください。将来のキャリア目標を立てる時にも参考になります。
プロが厳選
あなたのキャリアプランをかなえるエージェントがわかるそれぞれの転職エージェントの強みや利用のコツがわかる
転職エージェントに使われない・振り回されないハイエンドに特化 おすすめ転職エージェント 一覧
強み | 公式サイト | |
---|---|---|
【ハイエンド】向けおすすめの転職エージェント | ||
アサイン | 若手ハイエンド転職に特化・人気急上昇中の新規エージェント 担当者がハイエンド層:長期的なキャリアプランを戦略的に提案 日本初のAI転職アプリ「VIEW」登録3分でキャリア提案 | |
コトラ | 金融・コンサルのエグゼクティブに強い 年収1000万円以上の案件が5000件以上 上級職・専門職などの非公開求人が10,000件以上 転職後のアフターフォローが充実:定着率は97% | |
【IT業界・エンジニア×ハイエンド】向けおすすめの転職エージェント | ||
アクシスコンサルティング | ITアーキテクト、PM、企画職になりたい人向け ハイエンド専門でも第二新卒も支援対象 約77%が特別ポジションの非公開求人 平均サポート期間は約3年 | |
レバテックキャリア | 求人の8割が年収600万円~ ITエンジニアに人気No.1 年収アップ率77% | |
【地方転職×ハイエンド】 | ||
ヒューレックス | 全国200以上の地方金融機関と提携 非公開の地方の優良企業案件:非公開求人率75%超 管理職などハイキャリア案件がある | ヒューレックス |
【コンサル×ハイエンド】 | ||
アクシスコンサルティング | 創業20年で約7.5万人支援実績 第二新卒も支援対象:実務経験がなくてもサポート 平均サポート期間は約3年:中長期を含めたキャリア相談ができる |
【各エージェント共通】転職エージェント利用の流れ
*この記事で紹介するすべての転職エージェントは無料で利用できます。
*特に注意書きしない限り利用方法は下記の流れになりますが、あなたの希望や応募企業、エージェントにより
応募する段階あたりからステップの順番の前後やステップがない場合があります。
「もっと詳しい利用方法を知りたい」という方は「【初心者必見】失敗しない・最速で内定が取れる 転職活動のスケジュールをフェーズごとに徹底解説」
※担当者:転職エージェントにより、キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザー、キャリアコンシェルジュなど呼び方はいろいろとあります。このブログでは統一して「担当者」としています。
登録内容:プロフィール、スキル・経験、希望条件(転職希望時期、希望勤務地、職種、年収など)
履歴書・職務経歴書:エージェントにより登録しなくても面談できます。
登録後数日内にサポート案内、面談の日程調整の連絡ががあります。土日や平日夜間でも対応しているエージェントがあるので、平日日中に時間が取れない人は相談してみてください。
コロナ禍以降ほぼ電話かWebでの面談になります。あなたのこれまで身に着けたスキルや経験、転職理由、希望条件などを伝えます。
登録内容と面談でのヒアリングに基づいて、求人情報がメールで送られてきます。
応募企業に応じて応募書類の添削、より詳しい企業情報の提供や模擬面接が行われます。
担当者を通じて応募します。選考結果も担当者から知らされます。面接後は担当者から応募企業へのフォローがあるので、早めに担当者に面接内容を連絡しましょう。
「内定通知書」で条件を確認し、気になる点があれば、担当者に聞きましょう。年収・待遇交渉、オファー面談の依頼はこの時点です。
オファー面談:内定後に条件のすり合わせや入社後の業務内容の確認、職場見学など。
退職の伝え方や退職手続き、入社後の業務内容や待遇なども相談できます。
【各エージェント共通】転職エージェントあるある
転職エージェントが求職者に無料でサポートできるのは、採用企業から成功報酬をもらっているからです。つまりお客様は採用企業なので、下記はほぼどの転職エージェントにも当てはまることです。
もっと知りたい人は「転職 エージェントとは? メリット・デメリット~ヤバいエージェントの見抜き方」を読んでください。
電話・メールが大量にくる:入社=売上なので必死です あなたのペースを守りましょう
連絡が来ない・遅い:エージェントは求職者をランク付けしています 高ランクが優先されます
求人の紹介を断られた:エージェント、担当者により不得意分野があります
担当者によりサポートに差がある:担当者自身が転職未経験もあるあるです
転職エージェントに「使われない」ために一番大切なこと
この記事を読んでくれている人は転職に慣れていないと思います。慣れていない転職活動ではしっかりと準備をしておかないと、転職エージェントの都合に振り回されかねません。相手は転職希望者を扱うベテランです。
転職エージェントをうまく利用し、主体的に動くために一番大切なことは転職軸を持つことです。転職軸とは、転職で叶えたいこと、譲れない条件のことです。つまり「なぜ、あなたは転職したいのか?」という明確な理由です。あなた自身がこれをしっかりと理解していないと、年収が高いだけの求人に応募してしまったり、転職エージェントから応募を急かされたときに「NO」と言えなかったりします。
結果として、転職活動が長引いたり、入社してすぐに後悔したりします。単に「年収を上げたい」と思っても「なぜ年収を上げる必要があるのか?」「年収を上げるために何を犠牲にできるか?」「上がった年収分の価値を生み出せるか?」といったことまで掘り下げる必要があります。
「転職軸があいまいかも」と心配になった人は「転職軸:最重要ポイント!実は採用担当者が一番見ている」で再確認してください。
【ハイエンド】おすすめの転職エージェント
アサイン|若手ハイエンド転職に特化・人気急上昇中の新規エージェント
中長期的なキャリアプランを重視しているので、担当者との初回面談では求人紹介をしない方針です。
強み
担当者自身がハイエンド層:長期的なキャリアプランを戦略的に提案できる
※
創業5年で多くの受賞:外資系・コンサル部門・マッチング度など日本初のAI転職アプリ「VIEW」登録3分でキャリアシミュレーションを提案
※Bizreach コンサルティング部門 2020 MVP受賞、・Bizreach ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー、外資系転職 Liiga 転職支援実績 No.1、マイナビ Matching of The Year 2019
こんな人におすすめしたい
長期的なプランを立てて、キャリアアップしたい人
世界の一流企業で導入済のDisc※であなたの価値観と強みを活かせる選考対策を作成
あなただけの選考対策が欲しい人:長期的なキャリアアップ実現のためのサポートを受けたい人:スキルアップセミナー例)・外資系戦略ファーム出身者のスライド作成術・現役スクラムマスターが語るアジャイル開発など多数
SE・営業・経理・コンサル経験者で年収を上げたい人:高年収・非公開求人を多く持っている
※Disc:米Wiley社で開発された、世界で毎年100万人以上が利用するアセスメントツールの認定資格。Microsoft、SONYなどで導入されています。あなたのパーソナリティタイプやコミュニケーションの傾向を把握し、チームビルディング、リーダーシップ開発、コンフリクト解決、キャリア開発、コミュニケーション等であなたの価値観と強みを活かせるよう選考対策が作られます。
使い倒し方
担当者自身がハイエンド経験者ばかりなので、具体的・実践的なキャリアの相談ができます。もし、身近に目指すキャリア像がいないなら、相談すべきです。
年収・キャリアを上げる長期的なプランを立てる:初回面談で求人を紹介しないことからもわかるように、アサインでは長期的なキャリアアップをサポートしています。キャリアの目標に向けた実践的なセミナーがあります。
転職だけでなく目標達成のためのスキルを磨く:転職とは、新しい職場で実績をだしてこそ「成功」と言えます。アサインでは※であなただけの選考対策が作成されます。ハイエンドポジションはライバルのスペックも高いので、アサインで十分な対策を立ててください。
「使える」選考対策を受けて内定確率を上げる:海外の一流企業も導入しているDisc※Disc:米Wiley社で開発された、世界で毎年100万人以上が利用するアセスメントツールの認定資格。Microsoft、SONYなどで導入されています。あなたのパーソナリティタイプやコミュニケーションの傾向を把握し、チームビルディング、リーダーシップ開発、コンフリクト解決、キャリア開発、コミュニケーション等であなたの価値観と強みを活かせるよう選考対策が作られます。
悪い口コミについて
求人紹介に時間がかかる
アサインでは長期的なキャリアプランを重視しているので、初回の面談時には求人を提案しません。ていねいにサポートしてくれる反面、すぐに求人を見たい人には向いていないかもしれません。アサインは一時的な年収アップよりも、人生100年時代を生き抜くキャリアを築きたい人には向いています。
利用エージェントをアサインだけに絞ってほしいと依頼があった
この依頼は他のエージェントでもよくあるものです。成功報酬を確実に得るために、自社だけに絞ってほしいという依頼は、優秀な求職者ほど受けるでしょう。
その理由として「他のエージェント経由で応募している選考の状況を把握しないとスケジュール調整がしにくい」「年収交渉が難しくなる」といったことが挙げられます。
これに対しては、具体的な企業名を伏せながら、選考の進捗状況を利用しているエージェントすべてと共有しておくことが重要です。「○○業界で△△ポジションに応募して、今一次面接の結果待ちです。結果は〇月△日までに出る予定です」といった具体的な情報を共有しておきましょう。これは、複数の選考を進める時に大切です。
新卒時の就活と異なり、内定が出てから内定承諾を出す期限は長くても1ヶ月程度です。そのため、一番行きたい企業の選考結果が先に出るように、他社の選考日程を調整する必要があります。エージェントは複数社応募の調整には慣れているので、安心して依頼してください。ただし、ごく一部ですが、他のエージェント経由で応募した企業への選考を邪魔することもあるので、絶対に企業名は言わないよう注意しましょう。
求人情報を見られない
アサインでは公開求人の取り扱いがないため、登録前に求人情報を見ることはできません。アサインはハイエンドに特化しているため、採用企業がライバルに知られたくない重要なポジションの求人が多いこと理由の一つです。
多くの求人を見たい場合は、総合型エージェントとアサインのようなハイエンド特化エージェントを併用することをおすすめします。これにより、たくさんの選択肢を比較することができます。アサインは厳選された求人情報を提供してくれますが、他のエージェントも組み合わせることでより幅広い選択肢を得ることができます。
もっと詳しく知りたい・無料で相談してみたい
コトラ|金融・コンサルのエグゼクティブに強い
年収を上げたいならコトラは必須です。年収1000万円以上の案件が5000件以上とハイエンドを目指している人におすすめします。
強み
金融・コンサル・IT・事業会社・製造業関連に強み
上級職・専門職などの非公開求人が10,000件以上
「NIKKEI HUMAN RESOURCES AGENT AWARDS」を5年連続受賞(日経転職版)
転職後のアフターフォローが充実:定着率は97%
こんな人におすすめしたい
一都三県で金融・コンサル業界で年収・キャリアアップしたい人
業界経験を持つ担当者にキャリア相談をしたい人
※1、ケース面接※2など
コンサル業界独自の面接対策をしてほしい人:フェルミ推定※1フェルミ推定:調査しないと分からない数量を論理的に概算すること ※2ケース面接:与えられた問いに対して、制限時間内に打ち手を提案する面接
使い倒し方
具体的な求人を見て求められるスキル・経験を理解することが目標達成の第一歩になります。
金融業界でのキャリア目標を相談:金融業界のなかでも、投資銀行や不動産金融、投資ファンド系や、その投資先にあたる事業会社の求人案件が豊富です。ポジションは若手から経営幹部・管理職の求人案件などを、幅広く扱っています。コトラでは新しい職場でのスタートダッシュを応援するアフターフォローサービスがあります。
入社後サポートを受けて実績をつくる:転職は新しい会社に入社して終わり、ではありません。新しい職場で実績を上げ、確実にキャリアを上げていくことで「転職成功」と言えます。希望年収を実現するために、何を企業に提供できるか?何をトレードオフできるか?といった裏付け、優先順位が大切になります。コトラでは、独自の価値観診断ツール「KOTORA25」※であなたの仕事における価値観を診断し、その結果にもとづいた面談を受けられます。やみくもに年収だけを追い求めると、転職先で結果を出せなかったり、「何か違う」と転職を繰り返してしまったりします。第三者目線であなたの価値観を見直すとその後の転職活動がスムースにいくでしょう。
オリジナルツールで価値観を再確認する:年収を上げたいというのは転職を考える際に最初に思い浮かぶ理由の一つかもしれませんが、※KOTORA25:オリジナルの自己診断サーベイ。専用のWebサイトで、あなたの価値観を診断するためのツールです。コトラに登録するだけで無料にて利用できます。(フルサービスは有料)。あなたの価値観を客観的に見直す、キャリアプランの検討、ソフトスキルの向上などに役立ちます。無料版でも上位5項目の結果が見られるので、利用しない手はありません。
悪い口コミについて
地方の求人がない
コトラの案件は都内に集中しています。神奈川、大阪の大都市でも求人が少なく、東京が9割を占めています。全国カバーしている総合型や地方転職に特化したエージェントと組み合わせるとバランスが良いでしょう。
業界がかたよっている
特化型エージェントを利用するときは、それぞれの強みを理解して使い分けることがコツです。コトラは金融・IT・コンサル・製造業に強みがあります。ただし金融業界といっても、投資銀行や不動産金融、投資ファンド系、それらの投資先にあたる事業会社の求人も持っているので、口コミほど求人が集中していません。担当者にあなたの希望をしっかりと説明してみましょう。それでも不満があるようであれば他のエージェントに登録するか、担当者変更をお問い合わせに依頼してください。
求人を紹介してもらえなかった
専門性が高いハイエンドな求人に特化にしているので、経験が少ない人の場合、求人紹介がないこともあります。ハイエンドを目指しているのであれば、どのようなスキル・経験があれば紹介してもらえるのか聞くことで、具体的な将来の計画を立てることに役立つでしょう。将来のキャリアアップ・1000万円プレイヤーを目指すなら、コトラは相談すべき転職エージェントです。
【IT業界・エンジニア×ハイエンド】おすすめの転職エージェント
冒頭で掲載したグラフの通り、転職で1割以上年収を上げたIT技術者の比率は全体平均を大きく上回っています。また、IT業界未経験でもチャンスはあります。詳しくはこちらを参考にしてください。今までの経験を活かすことで未経験でもIT業界を狙えます。「20代なら未経験・スクール卒でもIT転職は可能 30過ぎは「微」経験狙い」
アクシスコンサルティング|ITアーキテクト、PM、企画職になりたい人向け
アクシスコンサルティングは、長期的な視点からキャリアアドバイス&未経験者もサポート対象。IT職でキャリアアップを目指している人には必須のエージェントです。
強み
第二新卒も支援対象:実務経験がなくてもサポート
ハイエンド転職では利用を断られやすい約77%が特別ポジションの非公開求人
平均サポート期間は約3年:中長期的なキャリア相談ができる
事業会社⇔コンサルファームの案件にも強み
こんな人におすすめしたい
ITエンジニアからITコンサルを目指している人
中長期的なキャリア相談をしたい人
ITアーキテクト、PM、企画職などハイエンドを目指している人
使い倒し方
コンサルを経由しなくてもキャリアアップしたいのであれば一度相談する価値は高いです。
コンサル職以外のハイエンド職:コンサル特化のエージェントですが、実はITアーキテクト、PM、企画職も得意としており、50%以上が前年度以前に登録しています。転職をキャリアアップの選択肢の一つとしてとらえている姿勢がわかる数字です。
中長期のキャリアを相談する:実際にアクシスコンサルティングで転職した人の※1やケース面接※2対策、応募企業がケース面接をするかどうかも事前に情報をもらえるから、内定率に差が出るのは当然。
コンサルファーム独自の面接対策を受ける:フェルミ推定※1フェルミ推定:調査しないと分からない数量を論理的に概算すること ※2ケース面接:与えられた問いに対して、制限時間内に打ち手を提案する面接
悪い口コミについて
コンサルタント以外の業種での案件は少ない
事業会社ITアーキテクト、PM、企画職への転職も得意としているので、キャリアアップを目指すなら、一度相談する価値はあります。登録する項目がわずか5項目なので、他の数十項目以上のエージェントより気軽に登録できるもの利点です。
コンサル、コンサル 事業会社、ポストコンサル、未経験からの挑戦など幅広く対応していますが、コンサルへの転職を一番得意としているのは確かです。エージェントからの連絡頻度が多い
ヘッドハンティングの連絡も含まれているのでチャンスが多いとも言えます。アクシスコンサルティングを利用中はメールの配信を止めることはできないので、メールの配信数を減らすよう依頼するしかありません。それでも連絡が多すぎるのなら、担当変更を依頼しましょう。アクシスコンサルティングでは、アンケートで担当を変えることができます。
逆に、フォローやサポートがていねいとの口コミがあるので、あなた自身の転職の目的や転職希望の時期を改めて考えて、他のエージェントの併用を考えてください。
地方案件に弱い
コンサルタントファームが都内に集中していることが理由なので、これは仕方がないと言えます。ただ、ファームによってほぼ在宅勤務が可能なところもあるので、相談してみましょう。
もっと詳しく知りたい・無料で相談してみたい
レバテックキャリア|IT×ハイエンド 求人の8割が年収600万円~
ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1!(日本マーケティングリサーチ機構調べ)
強み
年収アップ率77%:レバテックキャリアを利用した3,802人の実績
幅広い求人:大手SIerやITコンサル、ネットサービス~ベンチャー企業まで
幅広い職種:SE、プログラマーからデータサイエンティストやマーケター、ITコンサルタントなど
こんな人におすすめしたい
年収を上げたいITエンジニアやWebデザイナー
本気で専門性の高いアドバイザーからサポートを受けたい人:職務経歴書・ポートフォリオ作成、技術課題や面接、就労後のフォローなど
関東・ 関西・ 東海・ 九州のIT業界でスキル・経験を伸ばしたい人
将来、独立したい人
使い倒し方
転職の本気度とスキル・経験を見せる: あります。ハイエンドにふさわしいよう、スキル・経験などていねいに登録して他の登録者に差をつける。
転職エージェントは求職者をランク付けしているので、他の登録者に差をつける必要があります。詳しくは、「転職 エージェントとは? メリット・デメリット~ヤバいエージェントの見抜き方」を読んでください。
本人確認も忘れずに:本気で年収を上げたいなら、Web登録後すぐに本人確認で求人紹介を受けてください。悪い口コミについて
紹介された求人が少なかった
レバテックキャリアは年収600万円~のハイエンド向けなので、年収400万円以下の求職者には紹介が少ないという口コミがあります。年収600万円は日本の平均年収※をかなり上回っているので、大手転職エージェントと比較すると、保有求人数は少なくなります。ハイエンドだけでなく、職種特化型のエージェントを併用すると業界の平均的な年収がわかります。そのうえで、あなたの市場価値を見極めましょう。※461万円(令和4年 国税庁)
ハイエンドの求人は見るだけでも、どのようなスキル・経験を身に着ければ希望年収を得られるのか、という具体的な目標ができるので、キャリアアップしたい人は利用すべきと言えます。
未経験を理由に求人を紹介してもらえなかった
20代向けでは未経験でも紹介してくれるエージェントがありますが、レバテックキャリアはハイエンド向けなので、未経験者向けの求人はほぼないです。スクールで勉強しただけという人は、未経験でも応募できるマイナビクリエイターでまずは経験を積める仕事をつかむのも良い戦略です。
サポート対象外地域で支援を断られた
希望勤務地がサポート対象外という理由で支援を断られることもあります。IT業界が大都市に集中しているため、レバテックキャリアは関東・ 関西・ 東海・ 九州がサポート対象になります。ただ、レバテックキャリアはIT特化転職エージェントのなかでもサポート範囲は広い方になります。「【地方転職】おすすめの転職エージェント」もあるので、併用をおすすめします。
【地方転職×ハイエンド】おすすめの転職エージェント
ヒューレックス|地方金融機関に強い
地方転職のなかでも特に東北の金融機関の転職に強いです。東北6県の第一地方銀行すべてと連携。銀行から紹介される案件が多いことも、地元と結びつきが強いヒューレックスの特徴です。
ヒューレックスは地域密着で断トツ求人数 月収40万円、転勤なし、土日休み、賞与2回の求人など紹介中!
強み
全国200以上の地方金融機関と提携:リアルな情報があるからマッチング度が高い
非公開の地方の優良企業案件がある・非公開求人率75%超
管理職など非公開・ハイエンド案件がある
こんな人におすすめしたい
U・Iターン、地方で仕事をしたい人
地方でも特に福島、仙台など東北で働きたい人:優良案件が多数あります
今の会社では上が詰まっていて昇進が難しい⇒地方で勝負!
ハイキャリアを狙いたい人:使い倒し方
あなたがどれほどスキルを持っていても、経験を積んで実績を出さないと30歳以降では評価されにくくなります。もし、今の会社で、スキルを発揮する機会がないと感じるなら、地方への転職も検討してみる価値があります。
年齢を重ねてもポストの空きがないため、いつまでも職位が上がらないままになることがあります。公私ともに身軽な20代のうちに地方で経験を積むこともキャリア戦略の一つです。
マネジメント経験を身に着ける:特に大企業では、ポストに対して人材が多いので、マネジメント職に就ける人は限られてしまいます。その結果、ある程度ヒューレックスでは、非公開の上位職も多くあります。求人情報をチェックするだけでも必要なスキル・経験がわかるので、今後のキャリアプランに役に立ちます。
総合的なスキルを身に着ける:マネジメント経験と同じく、チームの末端・一部の仕事しかできずスキル・経験を広げる機会がないなら、地方転職で総合的な力をつけるのも選択の一つです。地方では人材が少ないため、任される仕事の幅が広いことが多く、総合力が身につきます。部分的な仕事経験だけでは、仕事への理解も浅く、部下を持つことが難しくなります。一度転職市場に出た人は、常に「今やっている仕事は他社でも通用するか?職務経歴書でアピールできるか?」という視点を持っています。もし、現在の仕事が他社で評価されないようなら、地方でスキルを伸ばすことを考えるのも良い選択です。
悪い口コミについて
東北以外のエリアの求人数が少ない
全国に6拠点(仙台/東京/名古屋/大阪/福岡/沖縄)あり、全国展開しますが、強みは東北・関東・関西・九州エリアになります。関東や関西は大都市が集中しているため、他のエージェントでもカバーできるので、ヒューレックスでは地方案件に集中することをおすすめします。
未経験案件が少ない
ヒューレックスは即戦力となる中途採用が中心の転職エージェントのため、未経験でも応募できる求人は限られています。未経験者に特化した転職エージェントは「【2023年最新版】20代おすすめ転職エージェント 口コミ解説あり」で紹介しています。
中小企業の求人が多い
大企業は大都市とくに東京に集中しているので、地方転職に特化したヒューレックスでは大企業の求人は少なくなります。
全国の大企業:1万1110社
1位:東京都 4,538社 40.8%
2位:大阪府 1,106社 10%
つまり東京と大阪で大企業の半数を占めています。ただ、著者自身も経験していますが、大企業だからといって年収や就労条件が良いわけではありません。ヒューレックスは地方の優良企業に強いので、量より質、知名度より中身でよく検討してください。
ヒューレックスは地域密着で断トツ求人数 月収40万円、転勤なし、土日休み、賞与2回の求人など紹介中!
【コンサル×ハイエンド】おすすめ転職エージェント
冒頭のグラフの転職者数の伸びで最も高いのはコンサルです。需要が高いので収入も伸びているので転職希望者が多い分野です。年収を転職目的の第一にしている人にはおすすめです。ただし、面接など独自のスタイルがあるので、担当者の質が非常に大切です。
アクシスコンサルティング|コンサルを目指す・キャリアアップなら登録マスト
コンサル特化エージェントの中でも老舗なので安心感は抜群です。創業20年で約7.5万人を支援した実績。
強み
第二新卒も支援対象(ハイエンド特化エージェントでは断られやすい):実務経験がなくてもサポート
約77%が特別ポジションの非公開求人
平均サポート期間は約3年:中長期を含めたキャリア相談ができる
フリーコンサルの相談や案件紹介もOK:「フリーコンサルBiz」サービス
こんな人におすすめしたい
※1やケース面接※2対策を受けたい人
コンサル業界独特のフェルミ推定将来的にフリーコンサルを目指している人
中長期的なキャリア相談をしたい人(転職の意思がかたまっていなくてもOK)
※1フェルミ推定:調査しないと分からない数量を論理的に概算すること ※2ケース面接:与えられた問いに対して、制限時間内に打ち手を提案する面接
使い倒し方
もしコンサル経験がなくてもキャリアアップを目指したい場合は、一度相談する価値があります。
コンサル以外の求人も相談してみる:アクシスコンサルティングはコンサルタントの求人をメインに扱っていますが、実はITアーキテクトやPM、企画職などにも強みを持っています。無理に応募を急かされることがないので、将来のキャリア相談にも非常に適しています。
中長期のキャリアを相談する:アクシスコンサルティングでは、転職を長期的なキャリアアップの選択肢と考えている人が多く、実際に50%以上の人が前年度以前に登録しています。応募する企業がケース面接を行うかどうかといった情報も事前に提供してくれるため、面接に安心感を持って臨むことができます。
コンサル業界独特の面接対策をしてもらう:アクシスコンサルティングでは、フェルミ推定やケース面接など、コンサル業界特有の面接にも対策をしっかりと行っています。また、悪い口コミについて
コンサルタント以外の業種での案件は少ない
事業会社→コンサル、コンサル→事業会社、ポストコンサル、未経験→コンサルなど幅広く対応していますが、コンサルへの転職を主軸としているのは確かです。ITアーキテクト、PM、企画職への転職も得意としているので、キャリアアップを目指すなら、一度相談する価値はあります。登録項目がわずか5項目なので、他の数十項目以上のエージェントより気軽に登録できます。
エージェントからの連絡頻度が多い
ヘッドハンティングからの連絡も含まれているので優秀な経歴がある人ほど連絡が頻繁にあるかもしれません。チャンスが多いとも言えますが、すぐに転職を考えていない場合は担当者にその旨を伝えておきましょう。アクシスコンサルティングで転職した人の大半が前年に登録しているので、遠慮せず伝えられます。
地方案件に弱い
コンサルタントファームが都内に集中しているので、地方案件には弱い面があります。ただし、一部のファームではほぼ在宅勤務が可能な場合もあるので、まずは相談してみることをおすすめします。
アクシスコンサルティングでは、アンケートで担当を変えることができるので、合わないと心配になったら気軽に依頼してみましょう。
まとめ
この記事では、年収やポジションアップを目指す人に向けたおすすめ転職エージェントの紹介、その前提となる転職エージェントを利用する流れと注意点を解説しました。
ハイエンド=平均以上を目指すには、「現在」のスキル、「過去」の経験だけでなく、それらをどのように応募企業の「未来」=「期待」につなげていくかがより重要になります。そのためには応募企業、業界やハイエンド職について深く理解している担当者と出会うことが不可欠です。
この記事を通じて良い担当者と出会い、あなたのキャリアプランを実現できる一助となればこれ以上嬉しいことはありません。心から応援しています。
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